ひとつのかべ

私の今いる楽団は、ようやく設立1年目を終えようとしている新しい団です。
まだ団らしい音(ハーモニー)も、活動の方向性も、目指したい音楽も決めることさえままならない現状です。
全体のバランスが悪い現状は先日ここにも書きましたが、今回は新たに、別方面からの課題が生まれました。


「団の方向性をどうするのか?」


シンフォニックなサウンドを目指すのか、演出主体のエンターテイメントに富んだ演奏をするのか。
指揮者の先生からこうした質問を投げかけられ、今、ひとつの岐路に立たされています。
我の強い人が集まってる団だから、決めるのに一筋縄ではいかないだろうけど、どんな方向へ転がっても、みんなが数年後こうしてよかったねと笑って言えるような結果になればいいと思います。
後悔するような、後から理由付けして不満を漏らすようなことにはしたくありません。
あとは、とてもとても頑張っている、幹事の人たちを悲しませるような結果には絶対にしたくない。
そうした上で、自分の考えをしっかり把握しようと今はそれに努めてる状態です。


それと…何度も同じ失敗は見たくない。
先生に依存しすぎて、先生に居て貰いたいが為に団の在り方を変えるような真似は絶対に嫌。
だって、この団は先生の楽団じゃなくて、私たちの楽団ですから。
先生の人柄とか、そういうことは関係なく、そう思います。


何だか愚痴っぽくなってしまいました…不快にさせたらスミマセン。